2008年度FCアンケート集計結果発表
2004年より毎年4月に加盟FCに活動に関するアンケートを実施しています。
今回は74FC が回答し、集計したものの中で公開にふさわしいものを発表いたします。すでにFC 会員には、全データをお送りしていますが、全体像が分るようにグラフにまとめました。他のFCの状況を比較してご覧になり、今後の活動に役立てていただければ幸いです。
1 08年度予算
3000万円以上は、さっぽろFC、相模原FC、神戸FO、1000万円以上は、いばらきFC、東京LB、湘南藤沢FC、姫路FC、大阪LS 協議会、沖縄FOです。
前年に比べて、100万円未満のFCが16から24に増加。100〜300万19FC、300万〜500万12FC、500万〜16FC が平均ゾーン。200万未満36FC(50%)、300万未満43FC(60%)、500万未満55FC(77%)となり、前年にも増して、予算減額が顕著となってきた。
2 スタッフ
専任職員をおいているFCは、ほぼ半数の33FC(45%)で前年とほぼ変わらない。
兼任職員数は、1〜2人が昨年31FC(43%)から41FC(56%)に増加。3名以上のFC が、18FCから14FCに減少。
全ての職員数は、2 名体制が最も多く、1名〜3名で52FC(85%)を占める。
11名は、福井FC、8名は、日本ラインFC 連絡協議会。映像経験者のいるFCが、前年より1つ増えた。
3 支援実績
全ての支援本数は、30本以上だけで58%になり、活発に活動していることが伺える。
ジャンル別に本数を分けると、映画とテレビドラマがほぼ同じだが、ドラマ以外のテレビ番組が38%で比率が高い。映画支援をしなかったFCは、5ヶ所のみである。
映画を支援したFC は、20本以上が栃木FC、いばらきFC、埼玉県LS、東京LB、横浜FC、湘南藤沢FC、富士の国やまなしFC、滋賀LO、神戸FO、大阪LS 協議会。5本以上支援したFCは、昨年の28FCに比べ、34FCに増加した。
テレビドラマを30本以上支援したのは、いばらきFC、つくばFC、横浜FC、相模原FC、富士の国やまなしFC、滋賀LOである。
ドラマ以外のテレビ番組支援は、昨年とあまり変化がない。テレビコマーシャルもよくFC を活用しており、実績ゼロのFC はわずか4FC にすぎない。WEBなどその他の支援では、10作品以上のFCが22FCから30FCに増加した。
4 問い合わせ件数と海外作品支援
問い合わせ数には、大きな変化はない。1000件以上の大変忙しいFCは、埼玉LS、東京LB。
支援件数は、昨年と比して大きく増加した。200件以上が1FCから6FCへ、50件以上が22FCから36FCになった。
約6割のFCが海外作品の支援を行なっている。10件以上と答えたFCは、さっぽろFC、大阪LS 協議会、神戸FO
5 撮影許可
FC による許可代行は、民間施設、警察、公的施設、行政機関のすべてで前年より増加した。
申請から許可までの時間では、前年1日以下が5FCだったが、8FCに増えた。
6 エキストラとそのほかのサービス
エキストラ登録制度は、54FC(73%)にある。2000人以上の登録者があるFCは、せんだい宮城FC2000人、高崎FC2500人、埼玉LS3000人、なごやLN2200人、滋賀LO2700人、大阪LS協議会5100人、北九州FC2000人、福岡FC3000人
FCがロケサービス以外に行なっているのは、上映会・イベントなどが多い。その他、様々な連携を図っている。
7 海外からの誘致
海外からの撮影誘致では、11FC(16%)が積極的で、30FC(45%)が「その段階ではない」とする。
希望する地域で特にアジアを意識しているFCは、全体の64%に及ぶ。
8 連携
他のFCとの連携では、複数のFCと連携しているFCが79%もある。協力関係が築かれていることが伺える。
9 現状と課題
1年間の特筆すべき点では、前年と同じで「実績の増加」は1位である。しかし、32FCが人材の確保と育成が最も大きな課題を上げているように体制と予算はかなり厳しい状況に置かれていることがわかる。
データベースを有するFC は、全体の83%となり、前年の78%から増加した。2000点以上を持っているFCは、山形FC、栃木FC、埼玉LS、滋賀LS、長崎県FC、大分市LO、沖縄FO。また、事務所内にストックしている点数は、1000点以上が31FCもある。10000点以上のFCは、湘南藤沢FC、ながのFC、神戸FO、天草FC、沖縄FO。
インセンティブ制度については、6FCがロケ・ロケハンについての助成制度を持っている。海外のような税金還付制度が日本では困難ではあるが、地域で可能な制度を是非望みたい。
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